PDFを結合する方法|無料ツールとWindows標準機能を紹介

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複数のPDFファイルを1つにまとめたい場面は、仕事の中でよくあります。請求書と明細書をまとめる、複数ページに分かれた資料を1つにする、スキャンした書類を整理するなど、PDFを結合できるとファイル管理がしやすくなります。本記事では、無料ツールを使ってPDFを結合する方法と、Windowsの標準機能で対応できる範囲を解説します。
結論
複数の既存PDFを1つに結合する場合は、PDF結合に対応した無料ソフトやオンラインツールを利用するのが簡単です。Windows 11には、複数の既存PDFを直接結合する専用機能はありません。ただし、画像や印刷可能な文書を「Microsoft Print to PDF」で1つのPDFとして出力できる場合があります。
PDFを結合すると便利な場面
- 見積書と関連資料を1つにまとめる
- 請求書と明細書を一緒に送る
- 複数回スキャンした書類を整理する
- 会議資料を1つのファイルにまとめる
- メールへ添付するファイル数を減らす
- 保存場所やファイル名を管理しやすくする
複数のPDFを別々に送るよりも、内容の順番を整えて1つにまとめた方が、受け取る相手にとっても確認しやすくなります。
PDFを結合する主な方法
| 方法 | 特徴 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 無料のPDF編集ソフト | パソコン内で処理できる | 社内資料や個人情報を扱う場合 |
| オンラインPDFツール | インストールせずに利用できる | 機密性の低いPDFを手軽に結合する場合 |
| 有料PDF編集ソフト | 結合以外の編集機能も豊富 | 仕事で頻繁にPDFを扱う場合 |
| Microsoft Print to PDF | 印刷可能な内容をPDFとして保存する | 画像や文書をPDF化してまとめる場合 |
無料のPDF編集ソフトで結合する方法
無料のPDF編集ソフトをパソコンへインストールすると、PDFファイルを外部サーバーへ送信せずに結合できます。会社の書類や顧客情報を含むPDFを扱う場合は、パソコン内で処理できるソフトが適しています。
- PDFの結合に対応したソフトを起動する
- 「結合」や「マージ」などの機能を選択する
- まとめたいPDFファイルを追加する
- ドラッグ操作などでページの順番を変更する
- 不要なページがあれば削除する
- 保存先とファイル名を指定する
- 結合したPDFを保存する
無料ソフトをインストールするときは、必ず提供元の公式サイトを確認してください。関係のないソフトが一緒にインストールされないか、利用条件や対応OSも確認しましょう。
オンラインツールでPDFを結合する方法
オンラインPDFツールは、WebブラウザからPDFをアップロードして結合するサービスです。ソフトをインストールせずに利用できるため、一時的にPDFをまとめたい場合に便利です。
- PDF結合に対応したオンラインサービスを開く
- 結合するPDFファイルを選択する
- ファイルやページの順番を調整する
- 結合処理を実行する
- 完成したPDFをダウンロードする
- ダウンロード後に内容を確認する
オンラインツールを使うときの注意点
オンラインツールでは、PDFファイルをサービス提供者のサーバーへ送信して処理する場合があります。そのため、次のような情報が含まれるPDFには注意が必要です。
- 顧客の氏名や住所
- 契約書や見積書
- 請求情報や口座情報
- 社内限定の資料
- 従業員の個人情報
- 公開前の商品やサービス情報
重要な情報を含む場合は、会社のセキュリティルールを確認し、オンラインツールではなくパソコン内で処理できるソフトを利用しましょう。
Windows標準機能だけでPDFを結合できる?
Windows 11には、「複数の既存PDFを選択して、そのまま1つに結合する」という専用機能は基本的に用意されていません。そのため、PDF同士を確実に結合するには、PDF編集ソフトやオンラインツールが必要です。
ただし、Windowsに搭載されている「Microsoft Print to PDF」を利用すると、印刷可能な画像や文書をPDFとして保存できます。元データが画像やWord文書などの場合は、内容を整理してから1つのPDFとして出力できることがあります。
Microsoft Print to PDFとは
Microsoft Print to PDFは、紙へ印刷する代わりに、印刷内容をPDFファイルとして保存するWindowsの機能です。印刷画面のプリンター一覧から「Microsoft Print to PDF」を選択して利用します。
ただし、この機能はPDF編集ソフトではありません。複数のPDFファイルを自由に並べ替えたり、ページを直接追加したりする用途には向いていません。
複数の画像をWindows標準機能でPDFにする方法
スキャンした書類がJPEGやPNGなどの画像で保存されている場合は、Windowsの印刷機能を使って複数画像を1つのPDFとして保存できることがあります。
- エクスプローラーでPDF化する画像をまとめて選択する
- 選択した画像から印刷操作を開く
- プリンターとして「Microsoft Print to PDF」を選択する
- 用紙サイズや画像の配置を確認する
- 印刷を実行する
- 保存先とファイル名を指定する
画像の並び順は、ファイル名や選択順によって変わる場合があります。「01」「02」「03」のようにファイル名を付けてから操作すると、順番を整理しやすくなります。
Wordを使って資料をPDF化する方法
元の資料が画像や文章で、Wordを利用できる場合は、Word文書へ内容を順番に配置してからPDFとして保存する方法もあります。
- Wordで新しい文書を作成する
- 画像や文章を必要な順番で挿入する
- 改ページを使ってページを整える
- レイアウトや余白を確認する
- PDF形式を選択して保存する
この方法は、既存のPDFを直接結合する方法ではありませんが、画像や文章から新しいPDF資料を作成する場合には便利です。
PDFを結合する前に確認すること
- ページの順番が正しいか
- 不要なページが含まれていないか
- ページの向きがそろっているか
- 同じページが重複していないか
- ファイルサイズが大きすぎないか
- パスワードで保護されていないか
パスワードで保護されたPDFや編集を制限されたPDFは、ソフトへ追加できない場合があります。解除権限がある場合のみ、正しいパスワードを使用して操作してください。
結合後のPDFで確認したいポイント
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| ページ順 | 資料が正しい順番で並んでいるか |
| 文字や画像 | 欠けたり崩れたりしていないか |
| ファイルサイズ | メール添付できる大きさか |
| ファイル名 | 相手が内容を判断できる名前か |
| 個人情報 | 不要な情報が含まれていないか |
| 開封確認 | 別の端末でも正常に開けるか |
PDFのファイル名を分かりやすくする
結合後のPDFには、「資料.pdf」のような曖昧な名前ではなく、内容と日付が分かる名前を付けましょう。
- 2026年7月_請求書と明細書.pdf
- 株式会社〇〇様_ご提案資料.pdf
- 商品A_操作マニュアル.pdf
ファイル名を統一しておくと、後から検索するときや、社内で共有するときにも見つけやすくなります。
まとめ
複数の既存PDFを1つに結合する場合は、無料のPDF編集ソフトやオンラインツールを利用する方法が一般的です。個人情報や社内資料を扱う場合は、ファイルを外部へ送信しないパソコン用ソフトが適しています。Windows 11のMicrosoft Print to PDFは、画像や印刷可能な文書をPDFとして保存する機能であり、既存PDFを直接編集・結合する専用機能ではありません。用途とファイルの重要度に合わせて、安全な方法を選びましょう。
