ファクタリングとは?仕組み・手数料・メリット・注意点をわかりやすく解説
ファクタリングとは、企業や個人事業主が保有する売掛金を資金化する方法のひとつです。仕組み、2社間・3社間ファクタリングの違い、手数料、メリット・デメリット、利用前に確認したい注意点をわかりやすく解説します。
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- ✓ファクタリングとは何か
- ✓売掛金を資金化する仕組み
- ✓2社間・3社間ファクタリングの違い
- ✓手数料を見るときのポイント
- ✓メリット・デメリットと利用前の注意点
事業をしていると、商品やサービスを提供してから実際に代金が入金されるまで時間が空くことがあります。
売上は立っていても、入金前に仕入れ代金、外注費、人件費などの支払いが発生すれば、一時的に手元資金が不足することもあります。
そのような場面で検討される資金調達方法のひとつが「ファクタリング」です。
ファクタリングは、入金待ちの売掛金をファクタリング会社へ譲渡し、支払期日を待たずに資金化する方法です。
ファクタリングとは?
ファクタリングとは、企業や個人事業主が保有している売掛債権(売掛金)をファクタリング会社へ譲渡し、支払期日前に資金化する仕組みです。
たとえば取引先へ100万円を請求していて、支払日が1か月後だったとします。
通常であれば支払日まで待つ必要がありますが、その売掛金をファクタリング会社が買い取ることで、手数料などを差し引いた金額を支払期日前に受け取れる場合があります。
- 商品・サービスを提供して売掛金が発生する
- ファクタリング会社へ売掛金の買取を申し込む
- 売掛先や請求内容などの確認・審査が行われる
- 条件に合意して契約する
- 手数料等を差し引いた金額が入金される
売掛金とは?
売掛金とは、すでに商品やサービスを提供しているものの、まだ取引先から受け取っていない代金です。
企業間取引では、「月末締め翌月末払い」など、請求から入金まで一定期間が設けられることがあります。
↓
4月末に100万円を請求
↓
支払日は5月末
↓
この入金待ちの100万円が売掛金
ファクタリングは、このような入金待ちの売掛金を早期に資金化するために利用されます。
ファクタリングと融資の違い
ファクタリングと銀行などからの融資は、資金を確保するという目的は似ていますが、基本的な仕組みが異なります。
どちらが適しているかは、必要な金額、資金が必要になる時期、売掛金の有無、利用コストなどによって異なります。
2社間ファクタリングとは?
2社間ファクタリングは、主に「利用者」と「ファクタリング会社」の2者で契約する方式です。
↓ 売掛金を譲渡
ファクタリング会社
2社間では、取引先を契約手続きへ直接参加させずに進める方式があります。
一方で、契約条件や手数料などはサービスによって異なるため、申込み前の確認が必要です。
3社間ファクタリングとは?
3社間ファクタリングは、「利用者」「ファクタリング会社」「売掛先」の3者が関係する方式です。
↕
ファクタリング会社
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売掛先
売掛先を含めて手続きを進めるため、2社間とは流れが異なります。
ファクタリングの手数料
ファクタリングを利用するときは、売掛金の額面全額をそのまま受け取れるとは限りません。
一般的には、契約条件に応じた手数料などが差し引かれた金額が支払われます。
手数料:5%と仮定
↓
手数料:5万円
↓
受取額:95万円
※上記は仕組みを説明するための単純な例です。実際の手数料・諸費用・買取額は各サービスや審査結果などによって異なります。
手数料率だけで判断しない
「手数料○%から」と表示されていても、すべての申込みに最低料率が適用されるとは限りません。
売掛金の内容、売掛先、金額、契約方式などによって条件が変わる可能性があるため、最終的な見積条件を確認してください。
- ●実際に適用される手数料率
- ●手数料以外の費用があるか
- ●最終的な受取額はいくらか
- ●入金までに必要な書類や手続き
ファクタリングのメリット
売掛金を支払期日前に資金化できる
最大の特徴は、通常であれば支払期日まで待つ必要がある売掛金を、それより前に資金化できる可能性があることです。
売掛金を活用できる
すでに発生している売掛金を活用するため、入金サイトが長い取引が多い事業では資金繰り方法のひとつになります。
サービスによってはオンラインで手続きを進められる
オンライン申込みや書類提出に対応しているファクタリングサービスもあります。
ファクタリングのデメリット・注意点
手数料がかかる
売掛金を早く受け取れる一方、手数料等によって実際の受取額は売掛金の額面より少なくなる可能性があります。
売掛金が必要
ファクタリングは、基本的に買取対象となる売掛金があって利用できるサービスです。
単に「資金が必要」というだけでは利用できず、売掛金の存在や内容などが確認されます。
すべての売掛金が買い取られるとは限らない
申込みをすれば必ず利用できるわけではありません。
売掛先や売掛金の内容、必要書類などを確認したうえで、各社の基準によって判断されます。
資金繰りそのものの改善とは別に考える
ファクタリングによって入金時期を早めても、継続的に支出が収入を上回っている場合などは、それだけで経営上の資金繰り問題が解決するとは限りません。
「今必要な資金を確保すること」と「継続的な資金繰りを改善すること」は分けて考えることが重要です。
ファクタリングを検討しやすいケース
ファクタリング会社を選ぶときのポイント
- ✓法人・個人事業主など対象者
- ✓買取可能な売掛金額
- ✓手数料の仕組み
- ✓2社間・3社間への対応
- ✓申込みから資金化までの流れ
- ✓必要書類
- ✓オンライン対応の有無
- ✓契約内容を十分確認できるか
売掛金を早めに資金化したい場合
ファクタリングサービスによって、対象者、最低利用金額、手数料、必要書類、資金化までの時間などは異なります。
利用を検討する場合は、まず自分が保有している売掛金が対象になるか確認し、そのうえで実際の見積条件を確認しましょう。
対象となる売掛金、最低利用金額、必要書類、手数料、資金化までの流れなどを確認して、自分の状況に合うか検討してください。
申込み前のチェックリスト
- ✓買取対象になる売掛金を保有しているか
- ✓最低利用金額を確認したか
- ✓実際の手数料を確認したか
- ✓最終的な受取金額を確認したか
- ✓必要書類を確認したか
- ✓入金までの流れを確認したか
- ✓契約条件を理解したか
ファクタリングに関するよくある質問
保有している売掛債権をファクタリング会社へ譲渡し、支払期日前に資金化する方法です。
一般的なファクタリングは売掛債権の譲渡・買取という仕組みで、融資とは異なります。契約内容は利用するサービスで確認してください。
個人事業主を対象としているファクタリングサービスがあります。売掛金額や売掛先などの条件はサービスごとに確認してください。
必ず利用できるわけではありません。売掛金や売掛先、必要書類などを確認したうえで各社の基準によって判断されます。
即日対応を案内しているサービスもありますが、申込み時間、必要書類、審査状況などによって異なります。必ず即日になるとは限りません。
まとめ|売掛金を早く資金化する選択肢のひとつ
ファクタリングは、入金待ちの売掛金を支払期日前に資金化する方法のひとつです。
2社間・3社間などの方式があり、手数料や資金化までの流れ、利用条件はサービスによって異なります。
早く資金を確保できる可能性がある一方で、手数料によって実際の受取額は減ります。
利用する場合は「どれだけ早く入金されるか」だけでなく、「最終的にいくら受け取れるのか」「自分の売掛金が対象なのか」「どのような契約なのか」まで確認しましょう。
