法人ガソリンカードとは?中小企業・個人事業主向けにメリットと選び方を解説
法人ガソリンカードとは何かを中小企業・個人事業主向けに解説します。種類、法人カードとの違い、メリット・デメリット、給油価格や審査、選び方を整理します。
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- ✓法人ガソリンカード・法人燃料カード・給油カードの違い
- ✓個人事業主でも利用できる法人ガソリンカード
- ✓年会費・審査・価格・利用できるスタンドの確認ポイント
- ✓自社に合う法人ガソリンカードの選び方
法人ガソリンカードとは、会社や個人事業の給油代を管理しやすくするために利用されるカードの総称的な呼び方です。
営業車、配送車、社用車などのガソリン代や軽油代を、従業員の現金立替や個人カード払いではなく、事業用としてまとめて管理しやすくする目的で利用されます。
「法人燃料カード」「法人給油カード」と呼ばれることもありますが、実際には1種類ではありません。石油会社系の法人カード、法人向けクレジットカード、給油専用カード、協同組合系のガソリンカードなどがあり、使えるガソリンスタンド、価格方式、審査、年会費、手数料、明細の管理方法はサービスごとに異なります。
「一番安い法人ガソリンカード」を探す前に、普段使うガソリンスタンド、月間給油量、必要なカード枚数、経費管理の方法を整理すると選びやすくなります。
法人ガソリンカードとは?
法人ガソリンカードは、業務で使用するガソリン代や軽油代などを、事業用として管理しやすくするためのカードです。
給油のたびに従業員が現金を立て替えたり、レシートを集めて月末に精算したりする運用では、従業員だけでなく経理担当者にも負担がかかります。
法人向けの給油カードを用意することで、カード番号や利用明細をもとに、給油日・利用店舗・金額などをまとめて確認しやすくなります。
法人ガソリンカードの主な種類
法人ガソリンカード・法人燃料カード・法人給油カードと呼ばれるものには、いくつかのタイプがあります。
個人事業主でも法人ガソリンカードは使える?
法人ガソリンカードという名称でも、法人しか申し込めないとは限りません。個人事業主を対象にしているサービスもあります。
個人事業主の場合、仕事用のガソリン代とプライベート利用を分けることで、確定申告や経費処理の際に整理しやすくなります。
- ✓個人事業主が申込み対象か
- ✓必要書類は何か
- ✓クレジット審査の有無
- ✓年会費・出資金・手数料
- ✓普段利用するスタンドで使えるか
法人クレジットカードとの違い
一般的な法人クレジットカードでも、ガソリンスタンドで給油できる場合があります。
法人クレジットカードは、給油だけでなく備品購入、通信費、出張費などもまとめて支払えるのが特徴です。
一方、給油専用カードや法人燃料カードは、ガソリン代・軽油代の管理に特化している場合があります。燃料費だけを分けて管理したい会社では、給油専用カードが分かりやすいことがあります。
法人ガソリンカードを利用するメリット
ガソリン代をまとめて管理しやすい
複数の営業車や社用車を利用していると、給油のたびにレシートが発生します。法人ガソリンカードを使うことで、利用明細や請求書から燃料費をまとめて確認しやすくなります。
従業員の現金立替を減らしやすい
従業員が給油代を立て替えて後から精算する方法では、従業員にも経理担当者にも手間がかかります。事業用のカードを用意することで、現金精算を減らせる場合があります。
複数枚で社員・車両ごとに管理しやすい
複数枚のカードを発行できるサービスであれば、従業員別、車両別、営業所別などに分けて給油状況を管理しやすくなります。
レシート整理を減らせる
給油回数の多い会社では、毎月大量のレシートを処理することがあります。明細でまとめて確認できれば、紙のレシートだけに頼る運用より整理しやすくなります。
「安い法人ガソリンカード」はどう選ぶ?
法人ガソリンカードを探すとき、「できるだけガソリン代が安くなるカード」を選びたいと考えるのは自然です。
ただし、カードによって価格の決まり方が違います。店頭価格、契約価格、組合価格、後決め価格、カード特典などがあるため、単純な値引き額だけでは比較できません。
「1円でも安いカード」ではなく、普段利用できるスタンド、月間給油量、年間費用、経理の手間まで含めて判断することが重要です。
年会費無料の法人ガソリンカードはある?
サービスによっては、年会費無料と案内されている法人ガソリンカードがあります。
ただし、「年会費無料=完全に費用がかからない」とは限りません。出資金、カード発行費用、事務手数料など別の費用が設定されていることがあります。
- ✓出資金
- ✓カード発行・再発行費用
- ✓事務手数料
- ✓利用条件
法人ガソリンカードの審査について
審査の内容はカードの種類によって異なります。法人クレジットカードでは、クレジットカード会社による審査が行われる場合が多くあります。
一方、協同組合系のガソリンカードでは「クレジット会社による審査なし」と案内されているサービスがあります。
ただし、これは「誰でも無条件で発行される」という意味ではありません。組合加入やカード利用について、組合側で確認・審査が行われる場合があります。
クレジット審査がないことと、申込み時の確認が一切ないことは別です。申込み条件を必ず確認してください。
高速情報協同組合の法人専用ガソリンカード
法人・個人事業主向けの選択肢のひとつに、高速情報協同組合の法人専用ガソリンカードがあります。
確認できた情報では、給油専用カードとして案内されており、アポロステーション・出光・昭和シェルSSで利用できるとされています。
※サービス内容、料金、利用できるスタンド、申込み条件は変更される場合があります。申込み前に必ず最新情報をご確認ください。
個人事業主、新設法人、複数の営業車・社用車を運用している会社など、条件が合う場合は高速情報協同組合の法人専用ガソリンカードも候補になります。
高速情報協同組合のカードが向いている可能性がある人
- ✓営業車や配送車で給油する機会が多い
- ✓複数社員に給油カードを持たせたい
- ✓現金立替やレシート精算を減らしたい
- ✓カードごとの給油明細を確認したい
- ✓対象SSをよく利用する
- ✓個人事業主・新設法人でクレジット審査が気になる
向かない可能性があるケース
- ●給油頻度が少ない
- ●普段利用するガソリンスタンドが対象外
- ●一般の法人カード1枚で経費管理できている
- ●出資金などを含めると管理メリットが小さい
利用者別のおすすめの選び方
法人ガソリンカードを選ぶときの比較ポイント
- ✓月間給油量
- ✓普段利用するガソリンスタンド
- ✓社員数・車両数
- ✓必要なカード枚数
- ✓審査・申込み条件
- ✓年会費・出資金・カード手数料
- ✓給油価格の決まり方
- ✓利用明細の内容
法人ETCカードとの使い分け
法人ガソリンカードと法人ETCカードは、どちらも社用車関連の経費管理に役立ちますが、用途が異なります。
法人ガソリンカードは主にガソリン代・軽油代などの燃料費を管理し、法人ETCカードは高速道路料金を管理します。
法人ガソリンカードに関するよくある質問
サービスによって異なります。個人事業主を申込み対象としているサービスもあるため、必要書類と申込み条件を確認してください。
必ずしもそうではありません。出資金や事務手数料など別の費用が設定されている場合があります。
クレジット会社による審査なしと案内されるサービスはありますが、申込み時の確認や組合側の審査が行われる場合があります。
必ず安くなるとは限りません。給油価格の方式、年間費用、利用するSS、月間給油量などを含めて比較してください。
複数枚利用を想定したサービスがあります。必要枚数や追加条件はサービスごとに確認してください。
まとめ|自社の給油方法に合う法人ガソリンカードを選ぶ
法人ガソリンカードは、会社や個人事業の給油代を事業用として管理しやすくするための選択肢です。
ただし、石油会社系法人カード、法人クレジットカード、給油専用カード、協同組合系カードでは、利用できるスタンド、価格方式、審査、費用、明細の管理方法などが異なります。
「おすすめ」「安い」「年会費無料」という条件だけで決めるのではなく、月間給油量、普段利用するスタンド、社員数、車両数、必要カード枚数、経費管理の方法を整理して選びましょう。
