個人事業主でもファクタリングは使える?売掛金を資金化するときの注意点
個人事業主でも利用できるファクタリングについて、仕組み、対象となる売掛金、手数料、必要書類、即日資金化を考えるときの注意点を解説します。少額の売掛金を保有している場合や、入金前の資金繰りを検討している方が確認したいポイントを整理します。
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- ✓個人事業主でもファクタリングを利用できるか
- ✓どのような売掛金が対象になるのか
- ✓手数料・少額利用を見るときのポイント
- ✓即日資金化を希望するときの注意点
- ✓申込み前に準備したい書類・確認事項
個人事業主として仕事をしていると、「仕事は完了しているのに入金は来月」「取引先からの入金前に外注費や仕入代金を支払わなければならない」といった場面があります。
売上があっても、実際に現金が入ってくるまで時間が空けば、資金繰りが厳しくなることがあります。
そのような場合に検討できる方法のひとつが、売掛金を支払期日前に資金化する「ファクタリング」です。
個人事業主を対象としているファクタリングサービスもあります。ただし、保有している売掛金の金額や売掛先、必要書類などによって利用可否は異なります。
個人事業主でもファクタリングは使える?
ファクタリングサービスの中には、法人だけでなく個人事業主からの申込みを受け付けているものがあります。
重要なのは、「個人事業主か法人か」だけではなく、実際に買取対象となる売掛金を保有しているかという点です。
すでに仕事を完了し、取引先へ請求しているものの、まだ支払期日が来ていない売掛金などが利用検討の対象になります。
個人事業主がファクタリングを検討する場面
- ✓仕事は完了したが取引先からの入金が先になる
- ✓入金前に仕入代金を支払う必要がある
- ✓外注費や人件費の支払いが先に来る
- ✓急な設備修理などで事業資金が必要になった
- ✓売掛金の入金サイトが長い
特に、売上自体は発生しているものの「入金されるまでの時間」が資金繰りの負担になっている場合には、ファクタリングという方法を知っておく意味があります。
対象になる売掛金とは?
ファクタリングでは、基本的に事業上発生している売掛金が必要です。
たとえば、取引先企業へ商品やサービスを提供し、請求書を発行しているものの、まだ入金日を迎えていない売掛金などです。
↓
取引先へ30万円を請求
↓
支払日は翌月末
↓
入金前の30万円が売掛金
ただし、どのような売掛金でも必ず買い取ってもらえるわけではありません。
売掛先、金額、請求内容、支払期日などを確認したうえで、各サービスの基準に基づいて判断されます。
売掛先が個人の場合は注意
個人事業主本人が利用できるかどうかと、「売掛先が誰なのか」は別の問題です。
サービスによっては、売掛先が法人であることなど、買取対象となる売掛金に条件を設けています。
「自分が個人事業主でも利用できるか」だけでなく、「自分が持っている売掛金が対象になるか」まで確認しましょう。
少額の売掛金でも利用できる?
個人事業主の場合、法人ほど大きな売掛金を保有していないこともあります。
そのため、ファクタリング会社を選ぶ際には「最低いくらから利用できるのか」を確認することが重要です。
今回紹介するサービスでは、売掛金10万円以上の申込みを対象としています。
- ●最低買取金額
- ●最低手数料が設定されていないか
- ●最終的な受取額
- ●必要書類や手続きの負担
個人事業主が確認したいファクタリングの手数料
ファクタリングでは、売掛金の額面から手数料などを差し引いた金額を受け取るのが一般的です。
そのため、単に「いくら資金化できるか」ではなく、「最終的に手元へいくら残るか」を確認する必要があります。
手数料:5%と仮定
↓
手数料:1万5,000円
↓
受取額:28万5,000円
※上記は仕組みを説明するための単純な例です。実際の手数料、諸費用、買取金額などは契約条件によって異なります。
「手数料1%から」など最低料率が表示されていても、すべての申込みにその料率が適用されるとは限りません。
実際の見積額と受取額を確認してから判断しましょう。
個人事業主でも即日で資金化できる?
即日対応を案内しているファクタリングサービスもあります。
ただし、「即日対応可能」と「申し込めば必ずその日のうちに入金される」は同じ意味ではありません。
- ✓申込み受付時間
- ✓必要書類が揃っているか
- ✓本人確認を完了できるか
- ✓売掛金を確認できる資料があるか
- ✓契約手続きをすぐ進められるか
急いでいるときほど「最短○○」という表示だけで決めず、必要書類、手数料、最終的な受取額まで確認してください。
個人事業主が準備しておきたい書類
必要書類はファクタリング会社や申込み内容によって異なりますが、本人確認や売掛金の存在を確認するための資料などを求められる場合があります。
- ✓本人確認書類
- ✓請求書
- ✓取引内容を確認できる書類
- ✓入出金状況を確認できる資料
- ✓その他、審査に必要とされる書類
早く資金化したい場合には、申込みをしてから資料を探すのではなく、事前に必要書類を確認しておくと手続きを進めやすくなります。
2社間ファクタリングという方法もある
ファクタリングには、利用者とファクタリング会社を中心に契約を進める2社間ファクタリングがあります。
取引先を契約手続きへ直接参加させずに進める方式があるため、取引先への通知を避けたい場合などに検討されることがあります。
ただし、契約方式によって手数料や手続きが異なるため、メリットだけでなく実際の条件を確認してください。
個人事業主がファクタリングを使うメリット
売掛金の入金を待たずに資金化できる
売掛金の支払期日まで待たずに資金化できる可能性があることが大きな特徴です。
入金と支払いのタイミングを調整しやすくなる
取引先からの入金より先に、仕入代金や外注費などを支払わなければならない場合に検討できます。
オンライン対応サービスもある
Webから申込みや書類提出を進められるサービスもあり、来店せずに手続きを進められる場合があります。
個人事業主が注意したいデメリット
手数料分だけ受取額が減る
本来の支払日まで待てば売掛金の全額を受け取れるところ、ファクタリングを利用すると手数料等が差し引かれます。
継続利用すると利益を圧迫する可能性がある
毎回のようにファクタリングを利用すると、そのたびに手数料が発生します。
一時的な入金時期のズレなのか、事業そのものの収支に問題があるのかは分けて考える必要があります。
申込みをすれば必ず利用できるわけではない
売掛金や売掛先などの確認が行われるため、申込み後に利用できない場合もあります。
個人事業主向けサービスを確認する
個人事業主がファクタリングを検討する場合は、最初から個人事業主を申込み対象としているサービスを確認すると分かりやすくなります。
今回紹介するサービスでは、法人・個人事業主からの申込みに対応し、売掛金10万円以上から申込み対象としています。
利用条件、必要書類、実際の手数料、買取可能額などは申込み内容によって異なるため、最新の条件を確認してください。
売掛金の金額、売掛先、手数料、必要書類、入金までの流れなどを確認して、自分の状況で利用できるか確認してみましょう。
個人事業主が申込み前に確認したいチェックリスト
- ✓個人事業主が対象になっているか
- ✓自分の売掛金額が最低利用額を満たしているか
- ✓売掛先が対象になるか
- ✓実際の手数料はいくらか
- ✓最終的な受取金額はいくらか
- ✓必要書類を準備できるか
- ✓希望する時期までに資金化できそうか
- ✓契約内容を理解しているか
個人事業主のファクタリングに関するよくある質問
個人事業主を対象にしているファクタリングサービスがあります。対象となる売掛金や最低利用金額などはサービスごとに確認してください。
最低利用金額はサービスによって異なります。今回紹介するサービスは売掛金10万円以上から申込み対象としています。
即日対応を案内しているサービスもありますが、必要書類、申込み時間、審査、契約手続きなどによって異なります。必ず即日になるわけではありません。
請求書があるだけで必ず利用できるとは限りません。売掛金や売掛先、取引内容などを確認したうえで各サービスの基準によって判断されます。
一般的なファクタリングは売掛債権を譲渡・売却して資金化する方法で、融資とは仕組みが異なります。
まとめ|個人事業主は「自分の売掛金が対象か」から確認
個人事業主でも、対応するファクタリングサービスであれば売掛金の早期資金化を検討できます。
ただし、個人事業主対応というだけで判断するのではなく、最低利用金額、売掛先、手数料、必要書類、資金化までの日数などを確認することが重要です。
特に少額の売掛金を利用する場合は、手数料率だけでなく最終的にいくら受け取れるのかまで確認してください。
急いでいる場合も、「即日」という言葉だけで決めず、必要書類と契約条件を確認したうえで判断しましょう。
