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ChatGPTの会話を引き継ぐ方法は?「前回の続き」がうまくいかない時の対策と面白い取り組み

2026年8月26日 通常

ChatGPTで前回の会話を引き継ぎたい、新しいチャットでも続きから始めたい時の方法を解説。要約・メモリ・Projectsなどの方法に加え、Future Eyesが試しているAI Project Memory(APM)という取り組みも紹介します。

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ChatGPTを長く使っている方へ

「前回の続きから相談したいのに、話がうまくつながらない」
そんな経験はありませんか?

ChatGPTを仕事や勉強、企画、文章作成などで継続して使っていると、会話の引き継ぎが気になることがあります。

例えば、こんなことです。

  • 前に決めたことを、また提案される
  • 新しいチャットにすると、また説明から始まる
  • 長いチャットの中で、どこで何を決めたのか分からなくなる
  • 「前回の続き」と言っても、少し話が戻ってしまう
  • 複数のテーマをChatGPTと進めていると、情報が混ざりやすい

短い質問だけなら、それほど問題にならないかもしれません。

しかし、何日もかけてChatGPTと一つの仕事を進めている場合は、「前回までの内容をどう引き継ぐか」が重要になってきます。

ChatGPTの会話はそのまま別チャットへ引き継げる?

同じチャットをそのまま使い続ける場合は、それまでの会話内容を踏まえて相談を続けることができます。

一方で、チャットが長くなったり、新しいチャットへ移ったりすると、以前の会話内容がそのまま完全に引き継がれるとは限りません。

そのため、長期的に使う場合は、前回までの内容を何らかの形で整理しておくと便利です。

一番簡単なのは「引き継ぎ用の要約」を作る方法

簡単に試せる方法の一つが、現在のChatGPTに引き継ぎ用の要約を作ってもらう方法です。

例:

「次の新しいチャットでも続きから始められるように、ここまでの内容を整理してください」

作成された内容を新しいチャットの最初に貼り付ければ、前回までの内容をある程度引き継いだ状態で始められます。

引き継ぎ情報には、例えば次のような内容を含めておくと便利です。

  • 今まで何をしていたのか
  • すでに決めたこと
  • 完了した作業
  • 現在困っていること
  • 次にやること
  • 今はやらないと決めたこと

単なる会話の要約ではなく、「次のChatGPTがどこから仕事を再開すればよいか」を意識して整理するのがポイントです。

ChatGPTのメモリやProjectsを使う方法もある

ChatGPTには、過去の情報を活用するためのメモリ機能やProjectsなどもあります。

普段から同じテーマについて相談するのであれば、こうした機能を活用する方法もあります。

ただし、長期的な仕事になると、単に過去を覚えているだけでは足りない場合があります。

仕事では、次のような情報も重要です。

  • この作業はもう完了した
  • この案は検討したが採用しなかった
  • 今は結果待ちなので触らない
  • 次に確認するものが決まっている

つまり仕事では、過去を覚えていることだけでなく、「現在どこまで進んでいるか」が重要です。

会話を引き継ぎたいというより「仕事を引き継ぎたい」

ChatGPTを長く使っていると、実は欲しいのは「過去の会話そのもの」ではないことに気づきます。

例えばホームページを改善している場合、昨日どんな文章を話したのかよりも、

  • Aページは修正済み
  • Bページは現在観察中
  • C案は採用しないと決定
  • 次はアクセスデータを確認する

という情報の方が、次回の仕事では重要です。

つまり、会話を引き継ぐことより、仕事の現在地を引き継ぎたいというケースがあります。

Future Eyesでは「AI Project Memory」という仕組みを試している

こうした問題に対して、Future EyesというWeb・IT支援を行っている事業者では、自社用に少し面白い仕組みを作り、実際の業務で試しています。

その名前が、AI Project Memory(APM)です。

APMはChatGPTそのものを改造したり、AIの記憶力を高めたりするものではありません。

考え方はかなりシンプルです。

APMの考え方

AIとの仕事の「現在地」を残して、
次回も前回の続きから始める

その日の作業が終わった時に、

  • 何をしたのか
  • 何が完了したのか
  • 何を決めたのか
  • 現在どの段階なのか
  • 次に何をするのか
  • やらないと決めたこと

などをChatGPTに整理させて保存します。

次にその仕事を始める時は、その情報を新しいChatGPTへ渡します。

すると、

「前回ここまで終わっています。では続きから始めます」

という状態を作りやすくなります。

APMではプロジェクトごとに情報を分けている

もう一つ特徴的なのが、情報をプロジェクトごとに分けている点です。

例えば、

  • ホームページ改善
  • 新しいサービスの企画
  • メディア運営
  • 顧客案件

など、複数の仕事をChatGPTと進めている場合、すべての情報を毎回AIへ渡す必要はありません。

今回取り組む仕事に必要な情報だけを渡します。

Future EyesのAPMでは基本的に、
「プロジェクトの基本情報」+「最新の引き継ぎ情報」をChatGPTへ渡すという考え方で運用しています。

これなら、別の仕事の情報に引っ張られる可能性も減らせます。

正式なサービスではなく、まず自社で実験中

興味深いのは、現時点ではAPMを完成したサービスとして販売するのではなく、Future Eyes自身が実際の仕事で使いながら改善しているところです。

AI関連のサービスは、機能をたくさん搭載すれば便利になるとは限りません。

実際に仕事で使ってみなければ、

  • この操作はいらない
  • ここはもっと簡単な方がいい
  • この情報は次回も必要だった

といったことは分かりません。

そのため、まず自社の仕事で使い、本当に必要なものだけを残している段階とのことです。

ChatGPTを長期間使う人には「引き継ぎ」が重要になるかもしれない

ChatGPTを単発の質問に使うのであれば、会話の引き継ぎをそれほど意識する必要はありません。

しかし、

  • 長期間のプロジェクト
  • Webサイトの改善
  • 事業企画
  • コンテンツ制作
  • 学習
  • 開発
  • 継続的な相談

などに使う場合は、「昨日までの仕事をどう次へつなぐか」が重要になってきます。

まずは特別なツールを使わなくても、その日の最後にChatGPTへ引き継ぎ情報を作らせるだけでも試す価値があります。

新しいチャットを始める時に、その引き継ぎ情報を最初に貼ってみてください。

毎回一から説明するより、仕事を再開しやすくなる可能性があります。

まとめ

ChatGPTの会話を引き継ぐ方法としては、

  • 同じチャットを使い続ける
  • 会話を要約して新しいチャットへ貼る
  • メモリ機能を活用する
  • Projectsを利用する

などがあります。

さらに長期的な仕事になると、「過去の会話」だけではなく、

何を完了し、何を決め、今どこまで進み、次に何をするのか

という仕事の現在地を残すことも重要です。

Future Eyesが試しているAI Project Memory(APM)は、まさにその部分を外部に残して次のChatGPTへ渡すという取り組みです。

まだ試験的な取り組みとのことですが、ChatGPTを長期間仕事で使う人にとって、「AIとの仕事の引き継ぎ」は今後ますます重要なテーマになりそうです。

Future Eyesで実際に試しているAPMの取り組み

実際の業務でどのように使っているのか、Future Eyes側の記事で詳しく紹介しています。

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